大手自動車メーカー T社 革傷見本の製作
傷や血管の跡をシボ加工で実現
自動車、かばん、雑貨などあらゆるところに革が利用されています。そもそも本革は生き物の皮膚なので血管の跡や細かい傷などがあります。革製品を加工する現場では傷のチェックをして、それに応じて分類する工程があります。従来は実物の革を基準見本に使用しておられましたが自然にできた傷ではばらつきがあり一定の基準になりにくく困っておられました。その際の判断基準となる革傷見本の製作(大手自動車メーカー T社 シート、内装)のご依頼をいただき、実際の革を見てシボ加工技術を用いて見本を作りました。